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PROFILE

プロフィール

プロフィール

Toshimasa Takahashi

としまさラボ代表
高橋利匡 / Toshimasa Takahashi
M.D., Ph.D
トロント大学医学部招聘教授
医療法人社団 たかはしクリニック理事
大阪医科大医学部卒業後、神戸大学で糖尿病研究で医学博士を修得(卒業論文:サイエンス誌の姉妹紙Science Signaling 表紙採択、優秀学術論文賞受賞)。総合内科医として従事。その後、糖尿病、消化器病、老年病など専門的な分野において日本、アメリカ、カナダで臨床医・医学博士として従事。2024年10月よりトロント大学医学部招聘教授として国際的なチームでオートファジーに焦点をあてた糖尿病、消化器疾患、老年病、さらには悪性腫瘍の研究を行っている。

■略歴
2024年 トロント大学医学部招聘教授
2023年 医療法人社団 たかはしクリニック/大阪大学大学院医学系研究科 老年・総合内科学 招聘教員
2022年 大阪大学大学院医学系研究科 老年・総合内科学 医学部講師
2021年 カナダ トロント大学医学部 助手
2018年 アメリカ合衆国 シンシナティ小児病院 博士研究員
2014年 北播磨総合医療センター 糖尿病内分泌内科・老年内科・消化器内科
2009年 神戸大学大学院医学研究科 内科学講座卒業(医学博士)
2006年 社会医療法人愛仁会 高槻病院
2006年 大阪医科大医学部医学科卒業

■ 主な資格
日本内科学会認定総合内科専門医
日本糖尿病学会認定糖尿病専門医・指導医
日本老年病医学会認定老年病専門医・指導医
日本消化器病学会認定消化器病専門医
日本医師会認定産業医
認知症サポート医
医学博士

magazine

Science signaling 2013 表紙採択

学術論文

最新の論文

  • 2025年1月酸化低密度リポタンパク質(Oxidized LDL)は、アンジオテンシンIIによるGq活性化をAT1-LOX1受容体複合体を介して増強する:腎機能障害への示唆。
  • 2024年3月マウス骨格筋におけるオートファジー調節に対するインターロイキン-15の影響
  • 2023年5月ルセオグリフロジン治療が高血糖誘発性筋萎縮に及ぼす影響(ラットにおける研究)
  • 2022年12月超音波を用いた筋厚評価は、生体インピーダンス分析による骨格筋量測定の有用な代替手段である

受賞歴

2024年

日本抗加齢医学会学 研究奨励賞

「高齢者糖尿病におけるリソソーム機能を評価するバイオマーカーの確立および抗加齢治療への応用」による受賞。高齢者糖尿病におけるリソソーム機能評価のバイオマーカー確立は、早期診断、治療効果のモニタリング、合併症予測に役立ちます。これにより、個別化医療や生活習慣改善の効果が可視化され、新たな抗加齢・抗糖尿病治療法の開発が促進されます。結果として、老化関連疾患の予防や高齢者のQOL向上が期待されます。

2022年

日本老年医学会 日本老年医学会YIA (Young investigator award)

膵β細胞を起点とした老化によるSNAREタンパク質の変化による細胞老化随伴分泌現象の調整 による研究にて受賞。膵β細胞の老化に伴うSNAREタンパク質変化とSASP(細胞老化随伴分泌現象)の調整により、インスリン分泌異常の原因解明、膵島の炎症抑制、糖尿病や加齢関連疾患の新規治療法開発が期待されます。SASPは老化細胞が分泌する炎症性物質群で、過剰分泌は膵β細胞機能低下を招きますが、その調整により膵機能維持と高齢者の生活の質向上に貢献します。

2013年

神戸大学 神戸大学医学部優秀学術論文賞

Antidiabetic sulfonylureas and cAMP cooperatively activate Epac2A.(糖尿病治療薬であるスルホニルウレアとcAMPは協調してEpac2Aを活性化する) Science signaling 誌 2013年 表紙採用。現在、減量や糖尿病治療で注目されているGLP-1作動薬において、新たな活性化機構を発見しました。本研究をさらに進めることで、より効果的で副作用の少ないGLP-1作動薬をはじめとした生活習慣病治療薬の開発が期待されます。

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